ヘアケアの効果がアップするポイントシリーズ。
第1回目に続き、今回は2つ目のポイントについてお届けします。
その②
★よく洗い流す★
ちゃんと洗って、ちゃんと泡を流しているけど
どういうこと?と思われたかと思います。
第1回目の「汚れを徹底的に落とす」
そして、今回の「よく洗い流す」、
この2つのポイントが一体となってはじめて
理想の「洗髪」が出来て、ヘアケア効果もアップします。
ではさっそく、洗髪の基本を確認しておきましょう。
まず、シャンプー剤を使って洗っていきます。
シャンプーは、毛髪と頭皮の汚れを落とすためにあります。
ちなみに、毛髪の汚れは、水をかけている間に、
大半が落ちています。なので、「頭皮」を意識してください。
決して爪を立てたり、
頭皮を強くこすったりしないようにしてくださいね。
指の腹の部分で、
優しく頭皮をマッサージするように。
洗髪時に汚れを残しがちな箇所が、3つあります。
それは、
- 頭頂部(頭のてっぺん)
- フェイスライン
(顔の額から左右もみあげまでを引いたライン部分、髪の生え際) - 耳の周辺(特に耳の付け根の部分)――です。
これらの場所は、
特に入念に、優しく洗いましょう。
そして、「洗い流し」に入っていきます。ここからが本題です。
こちらの記事のポイント「よく流すこと」というのは、
「洗い流し」という文字通り「洗うようにして、流す」のです。
汚れを落とすように、ていねいにシャンプー剤を「洗い流し」ます。
洗い流しが足りないポイントも、先ほどと一緒です。
- 頭頂部(頭のてっぺん)
- フェイスライン
(顔の額から左右もみあげまでを引いたライン部分、髪の生え際) - 耳の周辺(特に耳の付け根の部分)
に気をつけて、指の腹を使って丁寧に流してくださいね。
この後、多くの方がコンディショナーやトリートメントで、
ヘアケアをすると思いますが、これらもしっかり「洗い流す」ことが重要です。
これらの物質が残ってしまうと、汚れと同様、せっかく洗髪したのに髪のトラブルの原因になります。
健やかで美しい毛髪ケアのために、
頭皮に、シャンプー剤やコンディショナーを残さないようにしましょう!
さて、今回はもう一つおまけに。
しっかり洗い流した上で…という条件付きですが、
髪のケアのために、髪を熱風から護ってくれる
「チェンジリンス」もおすすめします。
「チェンジリンス」とは?
まず、洗面器にお湯を張り、
そこに1~2滴ほどコンディショナーやトリートメント剤を垂らした液をつくります。
それを手にすくい、毛髪になじませるように付けていきます。
あとはタオルドライ(乾いたタオルを頭部に覆って吸湿)で
大部分の水分を取り除き、ドライヤーで髪をよく乾かします。
その時、タオルを髪にあてて、その上からドライヤーをあてるようにします。
これにより熱風に髪を直接さらすことなく短時間で乾かすことができます。
毛髪の傷みがドライヤーの温熱による場合、熱風にさらす時間を出来るだけ少なくすることが重要です。
ぜひ、次の洗髪時から
・汚れを徹底的に落とす
・よく洗い流す
この2つのポイントを試してみてください!
(※ÉCLATで『髪質改善』をされている方はドライヤーなどの温熱をたくさん与えてください。こちらの話は、またいつか改めて!)